100均で買える材料で再現できる「鬼滅の刃」の「甘露寺蜜璃」の「日輪刀」の作り方です。柔らかめに作った刃を3本連結させることで、恋柱の薄くて柔らかく曲がる変幻自在な刀を再現。刀身の桃色の模様や鍔のハートを組み合わせた形状がキュートな一振りです。
ポイント
・基本材料3つ、「厚紙」「ビニールテープ」「両面テープ」でできる日輪刀の自作
・ビニールテープはよく伸びるので、少々失敗しても「テープ巻き」でごまかしが効く!
・紙製なので子供が遊んでも危なくない
材料
厚紙(A3) 3枚
両面テープ
ビニールテープ(ピンク)
ビニールテープ(黒)
ビニールテープ(緑)
ビニールテープ(白)
紙テープ(金)
輪ゴム(黒) 2個
作り方
1 刀身①-1を切り出す
厚紙(A3)の左上の頂点から1.5cmづつの場所に印を付け、右下の頂点から2cmづつの場所に印を付け、左下と右下の対応する印を線で結ぶことで、刀の線を引き、線をカッターで切り、刀身①-1を切り出します。
2 刀身①-2を切り出す
刀身①-1を新たな厚紙(A3)に重ね、縁に沿って線を引き、線をカッターで切り、刀身①-2を切り出します。
3 刀身②-1,2を切り出す
<1><2>で三角形に残された余りの厚紙から、刀身②を作る2枚を切り出します。折りたたんで鞘に納められるようにするので、刀身②は必ず刀身①の刃先から鍔までより短い長さに切り出してください。
4 刀身③-1,2を切り出す
同様に刀身③の2枚を切り出します。
5 刀身①②③の1,2を貼り合わせる
刀身①-1の上、中、下の3か所に両面テープを貼り、刀身①-1,2をきっちり合わせて貼り合わせます。同様に刀身②③を順番に貼り合わせていきます。
※写真の刀身②③はちょっと長すぎます。鞘に収まらなくなったので、後で短くカットしました。
6 刀身①にビニールテープを巻く
貼り合わせた刀身①にぐるぐるとビニールテープ(ピンク)を斜めに巻いていきます。ビニールテープは伸びるので、きつくしっかりと巻いていきます。下15cmを除き完全にピンクになるように、二度巻きや細部へのチョイ貼りをしながら、先端を含めてしっかりコーティングしていきます。
7 刀身①に恋刀の紋様を写すビニールテープを貼る
ビニールテープ(黒)を刃の長さに切り、片側にランダムに曲線的なジグザクの切れ込みを入れます。切れ込みを入れたテープの背を刀の峰側にぴったりと合わせて貼ります。逆側も同様に切れ込みを入れたテープを貼ります。
8 刀身①の峰をビニールテープで覆う
ビニールテープ(黒)を刃の長さに切り、先にいくほど細くなるイメージで、幅1/3位を気持ち斜めに切り落とします。<7>で貼った黒の紋様を繋ぎ合わせるように、刀の峰に沿ってテープを貼ります。
9 刀身②③を同様に装飾する
同様に、刀身②③にも黒のビニールテープで紋様を付けます。
10 鍔1を切り出す
<1>で切り出した余りの厚紙(A3)に鍔の形に線を引き、カッターで切り出します。おおよそ縦8cm × 横8cm位です。
11 鍔2・3を切り出す
鍔1を厚紙(A3)に重ね、縁に沿って線を引き、線をカッターで切り、鍔2・3を切り出します。
12 鍔1・2・3を貼り合わせる
鍔1の4隅+中心の5か所に両面テープを貼り、鍔2を貼り合わせます。同様に鍔2に両面テープを貼り、鍔3を貼り合わせます。
13 鍔の両面にピンクテープを張る
鍔の両面にピンクテープを貼り、色を付けます。
14 鍔の縁に紙テープ(金)を張る
鍔の各辺に紙テープ(金)を貼っていきます。1.5cm程辺に切ったテープを表にテープ幅の半分が掛かる位に貼り、裏に織り込む際にはテープの真中に切り込みを入れ、ぴっちり引っ張りながら貼るときれいにコーティングできます。凸凹箇所はなるべく細かい単位で貼っていき、最終的に全部の辺を金テープでコーティングします。
15 鍔に柄を通す為の穴を開ける
鍔の真中に、横方向に柄を通す為の穴を開けます。カッターで何度も線を引いて、柄の大きさに比して縦横共に大き目の穴を開けます。
16 鍔を柄にセットする
穴を開けた鍔を刀身①に刃先側から嵌めていき、柄の手前にセットします。
17 鍔と柄をしっかりと固定する(表①)
鍔の表側でビニールテープ(ピンク)を柄の正面2方向に90°に曲げて貼ります。続けて柄の側面2方向に90°に曲げて貼り、下に切り込みを入れた上でしっかりと柄側に織り込んで貼ります。
18 鍔と柄をしっかりと固定する(表②)
紙テープ(金)を鍔と柄を止めたテープの上にぐるぐると巻いて、鍔と刀をしっかり固定します。
19 刀身①の柄に厚紙を貼り補強する
新たな厚紙に刀身①の柄部分のサイズの線を2箇所に引き、カッターで切り出します。両面テープを刀身①の柄の両面に3箇所づつ貼り、切り出した厚紙を貼り合わせます。
20 刀の柄にビニールテープを巻く
刀の柄の部分にビニールテープ(緑)をぐるぐると斜めに巻いていきます。次に逆斜め方向に、再度ビニールテープ(緑)を巻いていきます。
21 鍔と柄をしっかりと固定する(裏①)
裏も同様にビニールテープ(ピンク)を柄の4方向に90°に曲げて貼り、しっかりと柄側に織り込んで貼ります。
22 鍔と柄をしっかりと固定する(裏②)
紙テープ(金)を柄にぐるぐると巻いて、鍔と刀をしっかり固定します。
23 柄の装飾を付ける①
柄の先端にビニールテープ(ピンク)を巻き付け、先端もしっかりとコーティングできるように、何度か貼り合わせていきます。
24 柄の装飾を付ける①
ビニールテープ(ピンク)を平行四辺形になるように、斜めに6片切り出します。6片をさらに半分に切り、小さな平行四辺形を12片切り出します。柄に片面6片づつ貼っていきます。
25 刀身①②③の接合点に穴を開ける
刀身①の刃先の先端に、千枚通しなどで穴を開けます。刀身②の柄の先端と刃先の先端の2箇所に穴を開けます。刀身③の柄の先端に穴を開けます。
26 刀身①②③を輪ゴムで接合する
輪ゴム(黒)を切り、刀身①の刃先の穴に通し、続いて刀身②の柄の穴に通し、方結びで3回ぎゅっと結びます。輪ゴム(黒)を切り、刀身②の刃先の穴に通し、続いて刀身③の柄の穴に通し、方結びで3回ぎゅっと結びます。
これで恋柱の薄く長く柔らかい刀身が再現できました。
27 鞘1を切り出す
<19>で余った厚紙(A3)に、鞘の形に線を引き、カッターで切り出します。先端の横幅3cm、斜めに曲がっている角の横幅4cm、鍔側の横幅5.5cm、長さは刀の先端から鍔まで+1.5cm位のイメージです。鞘は折りたたんだ刀身を収納する為、かなり太目に作ります。
28 鞘2を切り出す
鞘1を厚紙(A3)に重ね、縁に沿って線を引き、線をカッターで切り、鞘2を切り出します。
29 鞘1,2を湾曲させる
鞘1,2の中心線に沿って切断しない程度に軽くカッターで切り込みを入れて、切り込みを軸にしながら左右を折り曲げていって、刀が入るスペースができるように湾曲させます。
30 鞘1,2を仮止めする
湾曲させた鞘1,2を向かい合わせに組み合わせて、上、中、下と三か所をビニールテープ(白)で仮止めします。ぴっちり止めてしまうと刀がきつきつになってしまう可能性がある為、ある程度余裕をもって貼り合わせてください。
31 鞘にビニールテープを巻く
仮止めした鞘にぐるぐるとビニールテープ(白)を斜めに巻いていきます。刀に巻く時よりは緩めに、余裕をもって巻いていきます。
32 柄の装飾を付ける
鞘の先端にビニールテープ(ピンク)を巻き付け、先端もしっかりとコーティングできるように、何度か貼り合わせていきます。鞘の元部分にもビニールテープ(ピンク)を2周くらい巻き付けます。鞘に刀を納めて完成です。
恋の呼吸を習得!?
おまけ
「刀鍛冶の里」編の放送も決まりました、こちらも楽しみですね。
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